「たじたじ」の恋愛での意味は?例文・言い換えと使い方

「たじたじ」は、相手の勢いや迫力に押されて、ひるんでしまう様子を表す言葉です。恋愛では、好きな人の前で緊張してうまく話せなくなったり、相手の積極的なアプローチや告白に押されて返事に困ったりする状態を「たじたじになる」と言います。デジタル大辞泉には恋愛の場面に限った語釈は載っておらず、もとの意味を恋愛の場面に当てはめた使い方です。

「たじたじ」の辞書での意味

デジタル大辞泉では、「たじたじ」には次の2つの意味があります。

  1. 困難に直面したり、相手に押されてひるんだりする様子(例:「鋭い質問にたじたじとなる」)
  2. 足もとが不安定で、よろよろする様子

ふだん使われるのはおもに1つ目の意味です。「たじたじとなる」の形のほか、「たじたじになる」「たじたじだ」とも言います。ひらがなのほか、カタカナで「タジタジ」と書かれることもあります。

恋愛での「たじたじ」の意味は2パターン

場面どんな状態か
好きな人の前相手を意識しすぎて緊張し、目を合わせられない・言葉が出てこない
押されたとき相手の積極的な誘いや告白の勢いに押されて、どう返せばいいか分からなくなる

どちらも「相手に押されてひるむ」という点は同じです。ときめきやうれしさだけを表す言葉ではなく、「押されて困っている」という含みがあります。

恋愛での例文

使い方のイメージとして、例文を挙げます(この記事で作った例文です)。

  • 好きな先輩に急に話しかけられて、たじたじになってしまった。
  • 彼女にストレートに「好き?」と聞かれて、彼はたじたじだった。
  • グイグイ来る彼の勢いに、私はすっかりたじたじだ。
  • いつもは強気な彼女を、彼の真剣な告白がたじたじにさせた。

「たじたじ」の言い換え・似た言葉

言葉ニュアンス(目安)
たじろぐ相手の勢いに押されて、ひるむ・後ずさりする
ひるむ気持ちがくじけて、勢いがなくなる
気後れする相手を前にして、気持ちが引けてしまう
尻込みするためらって、前に出られない
気圧される相手の雰囲気や勢いに押される

デジタル大辞泉では、類語として「尻込み」「ひるむ」「たじろぐ」「怖気付く」なども挙げられています。恋愛の話でやわらかく言いたいときは「照れてしまう」「押され気味」などと言い換えることもできます。

使うときの注意

  • 褒め言葉ではない:「たじたじ」には「押されてひるむ」という意味合いがあるので、相手に向かって「たじたじだね」と言うと、からかっているように聞こえることがあります。
  • 脈ありの合図とは限らない:相手がたじたじになっているのは、好意で緊張しているからかもしれませんし、アプローチに困っているからかもしれません。それだけで気持ちを決めつけないようにしましょう。

恋愛でたじたじになりやすいときの考え方

好きな人や「自分より上」と感じる相手の前では、自信のなさや経験の少なさから、たじたじになりやすいものです。話すことを少し準備しておく、相手のよいところを素直に伝える、といった小さなことから始めると、落ち着いて話しやすくなります。相手がたじたじになっているように見えるときは、急かさずに笑顔で話しかけるなど、相手が答えやすい雰囲気を作るとよいでしょう。

恋愛で使われる言葉では、「靡く(なびく)」の恋愛での意味も解説しています。

まとめ

「たじたじ」は、相手の勢いや迫力に押されてひるむ様子を表す言葉です。恋愛では、好きな人の前で緊張して振る舞えない状態や、相手のアプローチに押されて返事に困る状態に使います。「たじろぐ」「気後れする」などに言い換えられますが、押されてひるむ様子を表す言葉なので、相手に向けて使うときは言い方に気を付けましょう。