転職活動の面接で聞かれる今まで頑張ったことの具体例

あなたは今まで何かに没頭して頑張ったことはありますか? 幼少期から学生時代、または社会人生活中。 何か一つでもいいので熱中して取り組んだことです。 きっとあるはずです。 部活やアルバイト、趣味、新規事業のプロジェクトメンバー。 何か一つのことに頑張って取り組んだ時は、失敗や成功、悔しいこと、後悔したことなど様々な感情が湧いたり、課題にぶつかって諦めようとしたこともあると思います。 仕事も当然同じです。 一つの仕事を成し遂げる為のプロセスやチームワーク、目標、課題設定などの工程を経て一つの仕事が完了されます。 あなたが今までの人生で何かに頑張ったことがある経験は今後の人生にも大きく役立ってもいることなのです。 その経験をどう活かしているのか面接官は聞いています。 転職活動の面接において、今まで頑張ってきたことの具体例を聞かれた場合、どのように答えるのか、そのポイントについてお話していきます。 ポイントは、
  • ①より具体的に話すこと
  • ②頑張ったことで得たことは何か
  • ③その経験を仕事にどう活かすか
以上の3つです。

ポイント①より具体的に話すこと

頑張ったことのエピソードは具体的に話しましょう。且つ転職活動としての答えとするならば、前職での職務経験での頑張ったことだと尚いいと思います。 例えば、 「前職の新規事業プロジェクトメンバーのリーダーとして、新たにアプリ開発を行い、集客から、営業、広告PRと10名の全メンバーに役割を与え、ゼロからの事業スタートを行いました。初月の目標売上も達成し、今では会社内の大きな一つの新たな部署として事業拡大しました」 といったようにできるだけ具体的に話す方が伝わりやすいです。

ポイント②頑張ったことで得たことは何か

ただ、頑張りました!で話が終わっては意味がないので、その経験から学んだことも添えて話をします。 上の具体例を基に続けますと、 「その経験から学んだことは大きく3つございます。 1点目は部下マネジメント力、2点目は売上の分析力、3点目はゼロから仕事を創り出す楽しさと大変さ、以上の3点です。」 のように、経験から学んだことや身に付けたスキルなどを明確に答えることができるようにしておきます。 さらには具体的な数字で表せたり、資格などの客観的にわかりやすいものがあると尚、魅力的な話にも聞こえると思います。

ポイント③その経験を仕事にどう活かすか

冒頭にも述べたように、頑張ったことへの取り組みを聞く意図は、仕事の進め方を聞いているようなものです。 つまり、PDCAサイクルの意識があるのかどうかです。 面接官は計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Act)スキルが備わっているのかをチェックしています。 目標を立てて、実行して改善することは働く上での基本的なスキルとも言えます。 PDCAサイクルの意識を踏まえて、「最初に計画した見込みの売上に対し、初月は達成したものの、達成できない売上の月の原因を細かく分析し、SNSを使った集客方法を使ってみたり、広告デザインを変更するなど実行し、トータルでの売上計画を達成することができました。その経験を活かし、常に数字を基にした分析を行い、顧客が求めるモノへの変化に敏感になることで、集客や広告の出し方も変えていくことを御社の営業業務にて活かすことで貢献して参ります。」 といったように話を進めると好印象となります。

まとめ

頑張ったストーリーを話す時はわかりやすく話すことも大事なポイントです。 例えば、あなたが今後営業などで商品を誰かに売らなければならない場面があるかもしれません。 相手はその商品を知らなく、説明できる時間も限られています。 どんな伝え方をしますか?逆にどんな説明だとしたらその商品を買おうと思いますか?その前提として、相手にわかりやすく話すということがあります。 簡潔にわかりやすい説明ができというのは一つのスキルです。 面接にて今まで頑張ったことを聞かれた場合は、そのスキルを持ち合わせた上で自身のPDCAサイクルに対する経験談を具体的なストーリーを交えて話してみましょう。