ここ最近になって転職するのがあたりまえになってきている時代で、会社には3年いたほうがいいと言う風潮もなくなりつつありますよね!
転職面接の時に必ずと言っていいほど聞かれるであろう『転職理由』についていくつかの例を紹介していきますので、ぜひ面接対策などの参考にしてみてください。
面接官が転職理由をなぜ聞くのか?
面接官が転職理由を聞くときになにを見ているのかですが
①自社との相性が合っているか。
②応募者が自分の会社で活躍できるかどうか。
この2点に集約されています。
自社との相性が合っているか
転職者を採用する時に、相性はすごく大事になってきます。
その人の持ってるスキルであったり価値観が自社としっかりマッチしていれば長く勤めてくれる可能性の高くなりますし、会社の利益を上げることができる人材かもしれません。
そうなれば自分にとっても会社にとってもメリットしかないので、相性はかなり重要な要素の一つと言えます。
応募者が自分の会社で活躍できるかどうか
転職を考えているということは、今の会社に少なからず何かしらの不満があったりするからの事だと思います。
面接官は転職者が話す転職理由を自社のなかで起こりえる状況と照らし合わせて、その人が自社で活躍できるかどうかを確認しています。
例えば、残業が多すぎて転職を考えているのであれば、面接官は『自社でもし残業が発生した場合この人は辞めてしまうのではないか?』と考えてしまいます。
そうなってしまうと、この人は
・忍耐力がない人なのか。
・すぐ逃げ出す人なのかな。
などとマイナスのイメージを持ってしまうでしょう。
転職理由でダメな理由と良い理由 例
転職理由で話す内容や言葉で面接官にマイナスのイメージを与えたり、プラスのイメージを与えたりします。
いかに面接官に良い印象を与えるかが大事になってきますので、ここではマイナスのイメージとプラスのイメージの例をいくつか文にして紹介していきます。
マイナスのイメージ:労働時間
『今の職場では労働時間が長く、自分の時間があまりないのが現状です。
遅い時だと朝7時から夜の22時まで仕事で、それが週に何度かあり肉体的にも疲れてしまい転職を考えました。そこで御社の求人を拝見して労働時間や残業が少ないのが魅力に感じで、ここでなら自分のスキルを存分に活かせると考えたからです。』
この理由だと、面接官はただ残業時間が長くて嫌で、転職しただけなのでは?
と思ってしまいますし、もし自社で残業が長い時間が1日でもあればまた辞めてしまうのでは?と考えてしまいます。これではイメージがマイナスですよね。
プラスのイメージ:労働時間
『今の職場では労働時間が長いのが常態化してしまっています。
そのなかで自分なりに改善しようと効率の良い仕事のしかたを工夫して取り組み、上司に提案してみましたが、聞き耳をもってもらえず受け入れてもらえませんでした。そこで今後の自分自身の将来も考えたうえで、転職を決意しました。』
マイナスのイメージ:自分のスキル
『今の職場で約4年ほど勤めていますが、入社当初と比べてこれといったスキルが身についたという自信が持てませんでした。そのなかで御社の求人を拝見して、常に新しいことに挑戦している会社だったのでここでならスキルアップが見込めると思い応募しました。』
4年間働いて、なにもスキルが身についていないのは会社だけのせいではないですよね?
自分でなにか行動を起こしてスキルを身に着けることだってできたはずですし、この内容からだと会社に頼りすぎて、ただそのルーティンをこなしてるだけにしか受け取れません。
プラスのイメージ:自分のスキル
『今の職場で4年ほど勤めていますが、最近になって仕事がマンネリ化しており、今の会社で自分のスキルが身についているのか疑問に感じるようになってきました。そこで何か自分自身でスキルをつけるために、資格の勉強をしたり、上司に部署の移動をしたいと提案したのですが、変化を好まない風土もあり受け入れてもらえず、今後の事を考えたうえで、違う環境で新しいことに挑戦してみようと思い転職を決めました。』
ポイントとして
・まず自分で行動をしてみたのかどうか。
・上司に相談したのか。
・そこでどういう返答だったのか。
この事を踏まえた上で、転職を決めたということを伝えるのがおすすめです。
まとめ
・面接官は相性を見ている。
・自社でやっていけるのかどうかが大切。
・転職前に一度行動してみる。
・上司などに提案してみる
・他人まかせでは転職しても同じことになるだけ。