面接を何度か回数を重ねるうちに、「上手くできたな!」とか逆に「なんかいまいち上手く話せなかったな…」と自分なりの手応えを感じることができるようになってくると思います。
勿論、「上手くできたかも!」と自分では思ってもそれが必ずしも内定に繋がるとは限りません。
ですので、面接を終えて手応えを感じ、比較的内定を頂くことが多いケースについてお話致します。あくまでも目安としてのお話なので、このパターンは絶対に内定になるというものではありませんのでご理解下さい。
◇具体例3つ
その具体的なケースは以下の3点です。
- ① 面接官とのコミュニケーションが取れ、その場が盛り上がる。
- ② いつ頃から仕事ができるのか?と具体的な入社時期の話をする
- ③ 面接官自身の話を長めに話してくれる。
以上の3点です。
◇具体例①
まず①の「面接官とのコミュニケーションが取れ、その場が盛り上がる。」についてです。
面接官も人です。当然対話を通してこの人楽しい人だなと思えば自然と会話も弾み、好印象を与えます。逆に話をして楽しくないような人と一緒に仕事をしたいとは思いませんし、印象は決して良くないです。勿論、ただ楽しく会話が盛り上がったからといって内定とは限りませんし、その会話の質の高さも大事になってきます。
面接は基本、面接官との対話です。結局のところ人なので面接官によっては、合う合わないはあると思います。自然にコミュニケーションが取れることができればそれに越したことはありませんが、上手くいかなかった時は面接官と自分は少し合わない人なんだなと考える程度で深く落ち込む必要もないと思います。
◇具体例②
次に②の「いつ頃から仕事ができるのか?と具体的な入社時期の話をする」についてです。この質問は場合によっては内定が出る出ないに関わらず質問されるケースもあるので一概には言えませんが、決してマイナスな質問ではないのでいい方向に話が進んでいる場合にも考えられます。
具体的な時期を知ることで、面接官にとって組織内の人員体制もいつから変えるかを考えるきっかけになるからです。
ですので、あまりにも入社時期が遅すぎると逆に採用を悩んでしまうことも考えられますので、面接をしているその日の1ヶ月後に退職すると考えるならば、業務の引継ぎ期間として約1ヶ月程度、その後有給消化をして約1ヶ月程度。と言ったように、入社時期は面接日から遅くとも2ヶ月以内を目安に考えるのが妥当だと思います。
◇具体例③
最後に③の「面接官自身の話を長めに話してくれる。」についてです。
誰でも自分の話を聞いてくれている瞬間は気分がいいものです。特に少し年配の面接官であれば尚更、自分の過去の実績などを話してくれている時は少しはその面接での会話で面接官自身の気分もよくなったという証拠の一つでもあると考えられます。
もし、面接官が自分の話をしてくれた時はいつもより多少大げさなリアクションや驚いたり、持ち上げるような反応を見せると、さらに面接官の気分をよくなりもします。
「面接官自身の話を長めにしてくれる」については、手応えを感じるとまではいかないかもしれませんが、あくまで面接官が自分の話を長くしたくなるようなくらい多少気分はよくなっている、ということには繋がってくると思います。
では、どうすれば面接官が自分の話をしてくれるのか、ですが、面接の最後にあるような逆質問です。例えばですが、
「〇〇さん(面接官の名前)は、御社の企業理念に沿った素晴らしい実績を持たれていると伺ったのですが、その実績を積むにあたり、どのような工夫をして業務に取り組まれたのでしょうか?参考までに是非お聞きしたです!」
というような質問をすると面接官も自然に自分の話をしてくれると思います。
あくまで一例なので全ての面接官にあてはまるわけではありませんし、そこは面接官との話を通しながら見極めていく必要があるのでご注意ください。
◇まとめ
以上の3点が転職活動における面接での手応えを感じるポイントです。
面接は自分という商品を会社にプレゼンする場であり、あくまでも基本は面接官との対話、コミュニケーションです。
面接の後の上手く話せたとか全然自分の想いを伝えることができなったなど自分の感じたことで、一喜一憂はしないようにしましょう。
先程も述べたように、人なので合う合わないは絶対にあります。
自分の想いを伝えるのと同時に聞く姿勢も忘れずに面接に臨みましょう!