挨拶はコミュニケーションの基本です。
ほとんどの場合、面接は初対面の面接官と対面にて質疑応答を繰り返します。
初めて会う人と一番最初に交わす言葉は何かと言えば、「挨拶」です。
これは面接に限らず日常生活においても言えることではないでしょうか?
面接が人対人である以上、コミュニケーションの場であり、挨拶、会話が必要不可欠であります。
面接の場において、そのコミュニケーションが取れていないと、普段の仕事においてもコミュニケーションがとれない人と見なされることもあるのです。
それだけ大事なコミュニケーションの基本中の基本である「挨拶」について本日は以下の3つのポイントを基にお話致します。
- 挨拶はコミュニケーションの入り口
- 最初の挨拶で勢いをつける
- 挨拶はどんな人に対しても平等にするもの
ポイント①挨拶はコミュニケーションの入り口
冒頭にも述べたように挨拶は人間のコミュニケーションにおける基本です。
朝起きて子供に会えば「おはよう」、お店に入って店員さんから「いらっしゃいませ」、仕事が終わって帰る時に「お疲れ様でした」と、日常生活の様々な場面において挨拶が交わされています。
凄く当たり前のことですが、この挨拶が全く無い日常を考えると、コミュニケーションが不自然となり非常に違和感を感じることとなります。
それを仕事の現場に置き換えると、極端な話、仕事での会話が成り立たなくなるのです。
それだけ挨拶は大事なことであり、コミュニケーションの基本となるのです。だからこそ、面接の場においては必ず相手の目を見て、元気に明るく、大きな声で挨拶することです。
それだけでも面接官にとっては好印象となり、その後の質疑応答もしやすくなり、コミュニケーションがとりやすい人なんだと印象を与えることができます。
まずは挨拶をしっかりとすることから面接(=コミュニケーション)が始まります。
ポイント②最初の挨拶で勢いをつける
自信がる人は自然と声が大きく明るい表情です。
逆に自分に自信が無い人は声が小さく、どこか下向きな表情を感じます。
勿論、面接の場に行って毎回100%自分が自信満々である人はなかなかいないと思います。
であれば少しでも自分で自信を付ける方法を身に付けるといいです。
それは最初に大きな声で挨拶をすることです。
自分でも思っているよりも大きな声ぐらいがいいです。
「元気に大きな声を出す」これはできるできないではなく、やるかやらないかの話です。
声が大きいだけでも、自信があるように見え、好印象なのです。
つまりにマイナスなことはないので、とにかく大きな声で挨拶しましょう。
逆に言えば最初に小さな声で挨拶をすると自信がないようにも見え、且つ自分自信が縮こまってしまうところから面接がスタートしてしまうことにもまるのです。
相手の目を見て元気に大きな声で挨拶です!
ポイント③挨拶はどんな人に対しても平等にするもの
面接会場に着いたら、館内にいる全ての人に対しては明るく元気に大きな声で挨拶することを心掛けて下さい。
本来挨拶は上司、部下、同僚、取引先、清掃スタッフ、どのような人に対しても平等にするべきものです。
しかし、自分が少し上の立場になるといつの間にか人によって挨拶の仕方を無意識に変えてしまっている人がほとんどです。
上司にはきちんと挨拶しているにもかかわらず、部下や清掃スタッフに対しては適当に声をかけるだけ。
人は環境に慣れて、立場が変わると大事なことを忘れてしまうものです。
ですので、面接会場に伺った際は全ての人に対して平等に挨拶することを忘れないでください。
当然その全てを面接官が見てるわけではありませんが、日頃の心がけがどこかのタイミングでふとした瞬間に現れるものです。
挨拶がコミュニケーションの基本であるからこそ、どのような人に対しても平等にするものなのです。
まとめ
以上の3つが転職活動における面接で挨拶が重要であることのポイントです。
転職活動を始めると、どうしても面接でのテクニックや履歴書を良く見せる方法など、難しそうなテクニックの部分に意識がいってしまいますが、本来は人としてのもっと基本的なことが大事であり、そこが見られているポイントでもあったりします。
挨拶は勿論のこと、人の目を見てしっかりと話すことができるのか、間違った時は素直に自分の間違いを受け入れて謝ることができるのか、挨拶を含め、今一度人としての基本的なことを見つめ直す機会をして考えてみるのもいいと思います。