【知ってる？】転職活動における面接辞退のマナー

連絡はきちんとしましょう

社会人としてのマナーです

就職活動をしていて書類審査が通り、いよいよ面接というときに同じ日に複数の企業の面接日が重なり、どちらかはキャンセルしなければいけない事態は起こりえます。就活生にとっては多くの企業に対して書類を送りますので”たかが一企業”とか”どうせ受からないから”とか考えずに諸直に事実を先方に伝えましょう。

例寧に正直に事実を先方に伝えましょう

面接の確約が取れて、それを辞退する際には丁寧に「辞退」する旨を伝えましょう。先方も初年度の企業ではない限りは就活生の事情はある程度は理解しているはずなので辞退に対しても快く受け入れてくれると考えられます。 ”辞退する”という旨を伝えることは非常に大切ですが、「別の会社の面接日がかさなりまして」というのは印象が悪いので伝えるのを控えた方が無難かもしれません。なぜなら　”面接辞退”イコール”入社しない”ということには必ずしもなりえないからです。ひょっとしたら企業の側が気を利かせてくれて別日に面接の予定を入れてくれるかもしれません。大企業では考えられませんが中小企業であれば十分考えられます。

可能なら別日に

もし可能ならば別日に面接の予約を企業にいれてもらうように交渉することをお勧めします。その理由は簡単で、”就活期間”という限られた期間でより多くの企業を見ておく方が選択の幅が広がるからです。例えばＡ社とＢ社が書類審査が通過して、二つの会社の面接日が重なった場合、「Ｂ社よりＡ社の方がいいからＢ社は断ろう」と考えたとします。ひょっとしたら選択したＡ社ではなくＢ社の方が良い会社という場合も考えられますから可能な限りはより多くの会社を見ておくことをおすすめします。このように事前に自分のスケジュールをきちんと把握できていれば「面接を辞退する」、「別日に変えてもらう」ということは可能です。しかし、忘れていて「面接日をすっぽかす」というのは就活生というか社会人としてナンセンスなので気を付けましょう

自分のスケジュールを管理

スケジュールがブッキングしないようにする方法

もし仮に書類審査が通った場合、電話、メール、郵送書類、ＦＡＸ等の連絡手段で面接日の案内が来ます。その際に自分の手帳、Googleカレンダーに記入するなどして自身のスケジュールを把握しておきましょう。スケジュールがブッキングすることがあればこの時にわかるはずです。

もし仮に面接を辞退しても実際のところ問題は無い

面接を辞退することは企業に対して後ろめたさもあるでしょうし、その連絡をすること自体結構めんどくさいことです。先方の企業に連絡しても担当の人が不在だったり、また電話しなおすように言われたりなかなかスムーズにいかないことも考えられますが、所要時間自体はせいぜい１０分くらいなのでサクッと終わらせてしまいましょう。

多くの企業は採用枠に対して多くの人数を募集しています

企業のメンツのために大量の就職希望者を募集

企業は当初の採用予定者に対して相当多くの就職希望者を募集します。それは企業のライバル会社への「うちの会社の企業説明会にはこれだけの学生が来たぞ」というメンツになります。もっと厳密にいうとその会社の人事部のメンツのために当初の採用予定人数よりかなり多くの人数を募集します。要するに人事部が”働いている感”を出すためです。人事部の人たちはたとえ採用した人間が企業とうまくフィットしなくても”採用人数”、”企業説明会参加人数”の数が多ければ仕事をして結果を出した感じになります。

自分のスケジュールの管理はビジネスパーソンの基本

社会人への練習

自分はいつどこに行くのか、だれと会うのか充実した学生生活を送っていればそれらをマネジメントするスキルは自然と身につくでしょう。ビジネスパーソンになれば、抱える案件の量こなさなければいいけない予定の数がどんどん増えていきます。それはすなわち自分自身が社会に対して果たさなければいけない責任と言えます。

業務の並行処理が始まる

自分の予定を管理するという点においてはやること自体は極論を言えば学生と社会人はさほど変わりません。学生時代は大学のクラスの課題、バイト、サークル、デート等比較的近い関係で自分の世界が完結するので大金を損したり、責任を追及されるという局面は社会人ほどは多くはないでしょう。しかし、社会人になると交友関係、扱う案件、責任が気楽な学生と比べるととても大きくなります。そのうえ結婚して子供でもできた場合自分自身が背負う責任は会社内だけで名迫家庭にも及びます。