苦労して作成した職務経歴書や履歴書、苦手だった面接もなんとか突破してやっと掴んだ「内定」。
内定の連絡を頂いたその瞬間はとても喜んでいたものの、いざこれからのことを考えていき、数日が経っていくと今度はまた不安な日々に追いやられる。
そんな経験はありませんか?
必死な想いで掴んだ「内定」なのに、また急に不安な気持ちにもなったりまします。
人は生きていく上で常に「悩み」や「不安」が付きものです。
むしろ「悩み」や「不安」が人を育てると言ってもいいと思います。
「悩み」や「不安」が無いなんて人はいません。
「不安」を感じているのは本気で前に進もうとしている証拠でもありますよ!
そんな転職活動をしていて、「内定」を頂いたけど「不安」を感じてしまう時の向き合い方についてお話致します。
ポイントは3つです。
- ① 不安の具体的な要因は何か知る
- ② 過去や失敗に捉われない
- ③ 思考よりも行動
ポイント①不安の具体的な要因は何か知る
転職先は決まったものの何か不安を感じているあなたは具体的に何について不安を感じているのでしょうか?給料?新しい職場での人間関係?未経験として新たな職種にチャレンジすること?転勤があること?それとも全部?
まず自分自身に問いただしてみて下さい。何について不安を感じているのか。
例えば、その不安の具体的な要因が給料について感じているのであれば、給料を高くする為に今の自分ができることを考えて行動していく必要があります。
例えば、PCスキルを高める、英語能力を高める、営業経験をどんどん積んでいく、など具体的な行動策が見えてきます。
新しい環境に身を投じることは誰しも不安を感じるものであり、当たり前なことです。
それに会社なんて蓋を開けてみないとわかりません。実際にどんな仕事のやり方なのか、どんな人なのか、どんな雰囲気の職場なのか、それは働き始めて少しずつわかっていくものです。
しかし、具体的な要因がよくわからなく、ただ漠然と不安を感じる方もいらっしゃると思いますので、そんな方にポイント②と③で解説していきます!
ポイント②過去や失敗に捉われないこと
ここでは少し精神論的な話をします。
不安との向き合い方についての対処法として、過去や自分自身の失敗経験に捉われないようにすることです。
何か新しいことにチャレンジをしようとする際、以前にも試験で落ちてしまったからまたダメかもな、とか以前にも会社で上手く成業成績を残すことができなかったから、新しい会社でも心配だな、といったように過去の失敗事例を思い返すことにより、不安を勝手に自分で仰いでいることがあります。
過去の事実を変えることはできません。しかし、過去の事実の捉え方を変えることはできます。
あの時の試験で落ちてしまったからこそ、その後に猛勉強して知識をより深く身に付けることができた!と捉えるのか、前の会社でいい営業成績を残すことはできなかったが、営業経験をしたことにより、学生の頃よりも遥かにコミュニケーション能力が高まり、会社でのムードメーカーになることができた!と捉えるのか、
その捉え方はその人次第です。
ポイント③思考よりも行動
小学生の頃に、クラスのリレーをする時、自分にバトンが回ってくるまでの街時間って物凄く緊張しませんでしたか?
「上手く走れるかな」「バトン落としたらどうしよう」「途中で転んだりしたらどうしよう」などと余計な不安が永遠に頭の中をループしたりましす。
けど、いざバトンをもらって走り出した時って、もう緊張なんて忘れてただ「走る」ことだけに全神経を集中させて力疾走します。
とにかく走るだけしかないのです。
つまり、何が言いたいかというと、大半の悩みや不安は、とにかくやってみることで解消されてしまうことの方が多く、何よりの解決策でもあるのです。
始める前は色々考えて、結局やらなかったりすることありますよね?
まずは、やってみる!そして徐々に軌道修正すればいいのです。
考えるよりもまずは行動です。
まとめ
転職先が決まっているけど、悩んでいる時、平行して他の会社を受けてみるのもいいと思います。
比較対象できて、改めて良さや悪さにも気が付くのとふと冷静にその会社のことを考えることもできるからです。
しかし、内定を頂いた会社の入社辞退を安易にはオススメできません。
よく考え直してみてください。
そこの会社に何かしらの理由があって応募した自分のことを。
その為に面接も書類も頑張って準備してきたことを。
もう一度自分に聞いてみて心の声に従ってみてください。
その上で上記のポイント3つを考えてみてください。
それでも絶対に不安があるのであれば、まずは他の会社も受けてみて内定を頂いた会社の検討をしてみることです。