面接に限った話ではありませんが、何をするにも対策、準備は必要でありとても大事なことです。大学受験の時には、半年から1年くらいの期間をかけて勉強(準備)をして、受験校の過去問を解くことで対策をして本番に臨みます。
準備と対策がしっかりとしているからこそ、自信にも繋がり、適度な緊張感で面接会場へと向かうことができます。
では、転職活動における面接の対策とは具体的にどんなことをするべきなのか解説していきます!
具体的には、大きく3つです!
- 自己分析
- 企業研究
- 面接練習
まずは、1.の自己分析についてお話します。
面接対策は自己分析がマストでやるべきこと!
「あなたの人生を簡潔に3分間で話して下さい」
と、急に面接官から質問を受けて詰まることなくスラスラと話すことができますか?
すぐに話せることができればだいぶ自己分析ができている方だと思います。
自分のことを自分がどれだけわかっているのかって、意外と自分じゃわからないものです。
そして、周りから見る自分と、自分が思っている自分のイメージも実は違っていたりします。
まずは自分自身での分析で構いません、生まれてから、今に至るまでの人生を振り返ってみて下さい。
成功したこと、失敗したこと、嬉しかった出来事、悲しかった出来事、自分の性格、強み、弱み、部活経験、アルバイト経験、嫌いだった授業…もう本当に細かいところまで振り返ってノートなどに書き出してみます。
すると自分がどんな人間なのかを客観的に見るもとができます。
そして、その上で自分なりに自分はこんな人間なのだという答えを誰かに話してみます。
その時はできるだけ自分のことを深く知っている人の方がいいです。
要は答え合わせのようなことをして、自分のことをより深堀していきます。
まずは自分のことを自分が知ること!最初の大きな一歩です。
企業研究をして会社の特色を見極める
大学受験の際も志望校の過去問は必ず解きますよね。
それと一緒です。
自分が受ける会社はどんな会社でどんな人材を求め、どんな事業展開をしているのか、その会社の特色を調べて、自分の強みや、今後の自分がやりたいことが大きく重なり合うことができれば自分と会社がマッチするわけであって、採用されやすくなります。
会社によっては応募資格も違います。場合によっては年齢制限もありますし、資格が必須なことだってあります。
どのような人材を求めているのかがわかったら、その人材像に自分がどれだけあてはまるのかを知り、今の自分に足りないことが何か、また今の自分がどんなことをしてその会社に貢献できるのかを知ることに繋げていきます。
さらにはその志望する会社の競合についても調べるといいでしょう。様々な企業を調べて比較することで、他の会にはない良い点も、足りない点もしることができ、面接な際にその知識が活かされることもあります。
自己分析と企業研究は繋がっているのです。
最終的には場慣れが大事!!
最終的にはそこか!と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、最終的には面接も回数をこなしていくことが大事な要素になってきます。仮に1回目の面接で行きたい会社の採用が決まればそれに越したことはありませんが、なかなかそう上手くいかないのが現実でもあります。
前向きな捉え方をするのであれば、仮に選考を落ちてしまったとしても、いい面接練習になったなと考えればいいのです。
落ちた結果はどうにも変えられないので、捉え方を変えましょう。誰でも面接は緊張しますし、面接に慣れている人なんていません。
転職エージェントさんに面接練習をしてもらうのもいいと思いますし、もし、同じタイミングで転職活動をされている人がいるのであれば、ここの会社ではこんな質問をされたとかの情報交換やお互いに面接練習をしてみるのもいいと思います。
数をこなして慣れてくると、突然の予想もしなかった質問にも同様せずに冷静に受け答えができるようになります。
何をするにも場慣れは大事なことです。
不慣れな場所、雰囲気、初めて会う人、様々な要素が絡んで面接時の独特な緊張感を作りだします。
だからこそ1回の面接で完璧にしようなんて思わず、落ちてしまったとしても面接の経験値が上がったと思ってまた次に臨みましょう。
まとめ
冒頭にも述べましたが、どれだけ事前に準備できたかが、結果を大きく左右します。
何も準備せずに面接に臨むのは、ロールプレイングゲームにて何も武器を持たずに戦いにいくようなものです。
まずは自分のことを知るのがスタートです。そして選考を受ける企業を知る。
そして面接の場慣れをする。シンプルですが、これにつきると思います。
難しいテクニックを学ぶよりも、基本的なシンプルなことを徹底してやり抜いた方が絶対に強いはずです。
まずは基本を固めて、その上で細かい面接での受け答えの仕方や、集団面接での注意点などを学ぶといいと思います。
その基本が整っていない段階でテクニックを学ぼうとしても、すぐにボロがでます。
まずは何より基本を身に付け、準備をしっかりと行うことです。