転職活動においてとても重要となるのがやはり面接です。
いくらしっかりとした履歴書や職務経歴書が完成したとしても、その後の面接で「この人と一緒に働きたい!!」と面接官に思ってもらわなければ結局のところ採用には至りません。
ですので、私自身の失敗談を基にどう面接の対策をしていけばよいのかについてお話致します。
◇私の失敗具体例!!
まずは私自身の面接における具体的な失敗談についてお話致します。
- ① 「自分の強みは何ですか?」の質問にたいして上手く答えることができなかった。
- ② 話の筋道を立てて論理的に話すことができなかった。
- ③ 会社に入った後、どうしたいのか具体的なビジョンを話すことができなかった。
他にも沢山ありますが、以上の3点について私が感じたことをお話致します。
◇具体例①
まず①の「自分の強みは何ですか?」の質問に対して上手く答えることができなかった。
についてです。
自分の強みと弱みついては、しっかりと自己分析ができていないと答えることができません。その質問に対して答えることができなかった私は、自分ではなんとなく自分自身の強みを分かっているような気になっていただけで、いざ緊張もしている面接の際に明確な答えは持ち合わせていませんでした。つまり、原因は自己分析不足。
そこで私はなんとなくの自己分析では曖昧は答えになると思い、著書「ストレングスファインダー」を購入して自己分析を行いました。その結果として自分自身の強みは、
- ① 親密性
- ② 公平性
- ③ 規律性
- ④ 調和性
- ⑤ 目標志向
以上の5つが自分の強みであると知りました。そしてその強みは自分の今までの経験に照らし合わせてより具体的な強みとして言語化を致しました。
例えば、⑤の「目標志向」、これを面接時に自分の強みとしてお話をするとすれば、ただ単に「自分の強みは目標志向があることです!」と答えるのではなく、「自分の強みは目標志向のある行動がとれることで、今までの自身の担当業務にて〇月までに○○円の売上達成をすると目標を掲げることでその目標に対していつまでに誰がどんな取り組みをするのか明確にして、業務を効率的に進めることができ、合計3回、目標を達成することができました!」
と伝えることができれば、面接官への伝わり方はだいぶ変わってくると思います。
自身の強みや弱みなど、自分のことを自分でしっかりと言葉にできるレベルまで知ることと、そこに今までの具体例を交えて伝えることができればさらに好印象を与えることができます。
◇具体例②
次に失敗談の②の話の筋道を立てて論理的に話すことができなかった。
についてです。
私ができていなかったと感じたのは、質問に対する最終的な「答え」になる部分に話を繋げる為の具体例や根拠となる話の順序がバラバラになっていた為に、まとまりのない話し方となり、結局何が言いたいのかよくわからない伝え方になっていた、ということです。
本来は質問に対して、まず答えとしての結論を先に話し、その根拠を伝えて、さらにその上で具体例を交えて話すと、簡潔にわかりやすく相手に話が伝わります。
「今までの仕事経験で最も苦労したことは何ですか?」の質問に対して、「会社の中で新規事業を立ち上げたことです」結論を先に述べます。
「全くのゼロからのスタートで知識も経験もまだ豊富ではなかった為、様々な情報収集や意見交換も今までの業務以上に必要であった為に苦労しました。」と苦労だったその理由、根拠を話します。
「具体的には、新規事業の最終的な目標や具体的な売上目標の設定、チームスタッフの取りまとめ、どうモチベーションを上げさせるのか、といったことが一番苦労しました」と、最後により具体的な話に繋げてまた結論に戻るような言いまわしにすると面接官にもわかりやすく伝わると思います。
◇具体例③
最後に③の会社に入った後、どうしたいのか具体的なビジョンを話すことができなかった。についてです。
できるできないは別としても自分なりに目標意識を持っているのかが見られる質問だと思います。
私の具体的な失敗例としての答えは「10年後には周りのスタッフにも影響を与えることができる存在になることです」でした。
非常に漠然としすぎている上に具体性が全くなく逆に信憑性に欠けた回答です。
一番大事なのは、ゴールをどのように考えていて、そこから逆算をして明確な課題設定ができているかです。
「10年後には世界規模の事業に拡大させてその事業の中心的な存在になることです。その為に5年後には、海外に外店舗の進出ができる運営マネジメントを身に付け、英語力に磨きを上げることを目標にしております」の答えのほうが具体性があり、課題意識も伝わると思います。
以上の3点が私自身の面接での失敗例とそこで学んだことです。これから面接させる方の少しでも参考になれば幸いです!